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色白理系男子が相撲部で起こした奇跡 後編

2019年2月19日 15:33
色白理系男子が相撲部で起こした奇跡 後編

廃部状態だった九州大学の相撲部に入り、稽古を積んできた「色白理系男子」。そんな彼に「ある奇跡」が起こった。

九州大学相撲部の船岡佳生さんは、7つの国立大学がしのぎを削る七大戦出場のため京都の会場へ。

河原で熱心に四股を踏むと…

船岡さん「ダメダメダメ!これ絶対ダメ!」

ふんばった衝撃でズボンがパックリと破れてしまった。慌ててズボンを購入へ。登録締め切りまであと15分で会場に滑り込み。汗だくのままレセプション会場へ。

会場には相撲女子に囲まれる、明日の対戦相手である北海道大学相撲部のプリンスがいた。王子は余裕の笑顔だ。そして迎えた個人戦だったが、王子の体を触る事すらできなかった。悔しさだけが残る土俵。

しかし、最後の総当たり戦で相撲の神が微笑んだ。まさかの不戦勝で初白星をあげた。

記者「初勝利ですね!」

船岡さん「書類の上ではね」

さらに奇跡は続く。またもや不戦勝でベスト16入りした。しかし奇跡はそこまでだった。自力での勝利は飾れず、七大戦は終わった。

船岡さん「勝ちを意識すると守っちゃうんですよね。勝ちっていうことにおごりたくない」

船岡さんの相撲道への挑戦は続く。

【the SOCIAL viewより】