色白理系男子が相撲部で起こした奇跡 前編
九州大学相撲部に待望の体験希望者が…その名は船岡佳生さん(工学部3年)。彼がこの相撲部に“奇跡”を起こします。生まれて初めてのまわしに、突き刺さる女子の視線。
船岡さん「(フィット感あります?)フィット感ありますね…」
体験にやってきたのは、船岡さんを合わせて3人。はたして入部は――
相撲部コーチ「九州大学相撲部に入部してくださいますか?」
船岡さん「よろしくお願いします」
まさかの即決!九大相撲部3人の部員での復活が決定しました。苦手の立ち合いを克服するため、稽古に励みます。
船岡「あぁぁ…(はね飛ばされて土俵から起き上がれない)」
コーチ「立って、立って、立って!怒られるよ、試合でしたら」
初陣は1か月後。果たして勝てるのか?
コーチ「(勝てる確率は)ゼロですよ」「(記者に向かって)いや逆に勝てると思います?むしろ」
そして東京で開かれた国公立大学対抗相撲大会。対戦相手は…強豪の防衛大相撲部。
コーチ「防衛大強いよ」
船岡さん「き、気持ちです」
コーチ「気持ち、向こうの方が強いに決まってるだろ。国背負ってんだぞ、向こうは」
船岡さん「僕らも九大相撲部の存続がかかってますから」
九大相撲部復活の、のろしを上げられるのか?しかし、善戦むなしく、白星ならず。
船岡さん「もっといろんな知識や決まり手を学んで、また帰ってきたい」
そして九大相撲部に奇跡が…後編へつづく。
【the SOCIAL viewより】