沖縄でジュゴンの死骸 他の2頭も生息不明
沖縄県今帰仁村の港に、国の天然記念物・ジュゴンの死骸が漂着した。沖縄本島周辺では、これまで3頭の生息が確認されていて、このうちの1頭とみられている。
今帰仁漁業協同組合によると、18日午後5時ごろ、今帰仁村の運天漁港で、ジュゴンの死骸が浮いているのを組合員が見つけた。死骸は体長3メートルほどで、頭や顔などに傷があるという。
日本でジュゴンが確認されているのは沖縄本島周辺のみで、これまでに3頭の生息が確認されていた。死んだのは、このうちの1頭とみられ、今後、地元の水族館などが死因を調べた上で、村が標本として保存する予定だという。
また、他の2頭についても、1頭は4年前から、もう1頭は去年から生息が確認されていないという。