八甲田・十和田ゴールドライン「雪の回廊」
青森市と十和田湖を結ぶ八甲田・十和田ゴールドラインの除雪が終わり、今年も真っ白な雪の回廊が姿を現した。
28日は八甲田・十和田ゴールドラインのうち、青森市酸ヶ湯と十和田市谷地の間、約8キロの最後の除雪作業が行われた。断続的にふぶく中、標高1040メートルの傘松峠近くではロータリー車が勢いよく雪を吹き飛ばした。
除雪隊は青森側と十和田側から1か月休まず除雪を進めてきたもので、ゴールドラインは4か月ぶりに結ばれた。
除雪隊員たちは肩を組んで「八甲田除雪隊の歌」を高らかに歌い、雪の回廊の貫通を祝った。
八甲田除雪隊十和田隊・村越将人隊長「無事に事故もなく工事終了してよかったなと思います。お互いに無事に終わってよかったなという気持ちになりますね」
1か月間丁寧に除雪作業をしてつくられた雪の回廊は真っ白な壁となり、高さ8メートルほどある。今年も訪れた人々を包み込むような真っ白な雪の回廊が見事に出来上がった。
八甲田除雪隊青森隊・作見晃一隊長「早いうちに見れば、早ければ早いだけきれいな壁が見れるのでみんなに見てほしいです」
八甲田・十和田ゴールドラインは今月30日と31日に雪の回廊を歩く「八甲田ウォーク」が行われ、来月1日に開通する。