警視庁機動隊が射撃競技大会
皇位継承に伴う儀式など大きな行事が続く中、警視庁の機動隊が、警備能力の向上のため、射撃競技大会を行った。
2日、機関拳銃の射撃競技大会を行ったのは、テロが起きた際の犯人の制圧などにあたる警視庁機動隊の銃器対策部隊80人。隊員は8秒間で5つの的を射抜いたり、重装備をつけたまま全速力で走った後に風船の的を射撃で割ったりするなど、日頃の訓練の成果を競った。
警視庁の小島警備部長は、国内外で発生しているソフトターゲットを狙った車両突入事件に触れ、重大事案の発生に備え、「現実感をもって厳しく認識し、都民の期待に応えてほしい」と訓示した。