国立天文台などの国際的な研究グループは光も吸い込むブラックホールの撮影に史上初めて成功したと発表した。

撮影されたのは、地球からおよそ５５００万光年離れたＭ８７銀河にある巨大なブラックホール。ブラックホールは重力が非常に大きく、光も脱出できず、直接見ることはできない。

研究グループは南米チリのアルマ望遠鏡など世界８台の電波望遠鏡でブラックホールの周辺の電波などを一斉に観測し、光るガスの中に「黒い穴」としてとらえることに成功したという。