元日の能登半島地震の後に集団避難していた石川県輪島市の中学生が、避難先の白山市から、およそ1か月半ぶりにふるさとに戻ります。輪島市から中継です。

集団避難していた輪島市の中学生およそ200人のうち、8日は3年生の73人が輪島市に帰ってきます。

8日午前9時、輪島市の中学3年生73人は、3台のバスに分乗して、白山市の白山青年の家を出発しました。

中学生たちは元日の能登半島地震から、およそ半月後の1月17日、安全と学習の時間を確保するため、輪島市からおよそ100キロ離れた白山市に集団避難しました。

避難先では勉強以外にも、レクリエーションの時間などが設けられたということです。

中学生は8日正午すぎに輪島市内に戻ってくる予定で、このうち輪島中学校の3年生は輪島に残った生徒たちと合流し、輪島消防署の中で、9日に予定されている卒業式のリハーサルに参加します。

集団避難から帰ってきた中学生たちが家族と再開するのは、夕方以降になる予定です。