特殊詐欺被害女性 体験話し防止呼びかけ
特殊詐欺の被害防止を呼びかけるイベントが、警視庁・荏原警察署で行われ、実際に被害に遭った女性が、自らの体験を話した。
6日のイベントには、地域住民などおよそ80人が参加し、特殊詐欺の手口を伝える劇や、詐欺の被害防止を呼びかける講話などが行われた。
また、おいを装った電話で50万円をだまし取られた女性が自らの体験を話すと、参加者は真剣な表情で耳を傾けていた。
特殊詐欺の被害者・高橋トシ子さん「本当に疑いもなく、お金を出してしまうんですけど、自分の体験をみなさまに話をすることで、被害を現実のものとして実感していただきたい」
警視庁は、特殊詐欺の被害を防ぐためには、「自動通話録音機」の設置が有効だとしている。