ノーベル賞・天野教授“省エネ”新技術開発
青色発光ダイオードでノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学の天野浩教授が、省エネにつながる新たな技術の開発に成功したと発表した。
名古屋大学・天野浩教授「イオン注入法を使って、p型の窒化ガリウム(半導体)が世界で初めてできた。非常にワクワクする成果だなと思っています」
天野教授らの研究チームは、省エネにつながる非常に高性能な半導体を新たな手法で開発することに世界で初めて成功したと発表した。
研究チームでは、この半導体を使うことで、10%以上の消費電力の削減効果があると見込んでいる。
実用化を目指して試作ラインの稼働も開始しており、研究チームでは、この技術を電気自動車などにも活用したいとしている。