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上海モーターショー 電気自動車が競争過熱

2019年4月16日 15:54

中国で最大級の自動車イベント「上海モーターショー」が16日、公開された。中国市場で自動車の販売台数が減少する一方、販売が好調な「電気自動車」では、競争が過熱している。

「上海モーターショー」では、中国メーカーを中心に、AI(=人工知能)を利用して自動で駐車できる機能などを持った新型の電気自動車の発表が行われている。

アメリカとの貿易摩擦を抱える中国では、去年、28年ぶりに自動車販売台数が減少に転じたが、電気自動車やハイブリッド車など「新エネルギー車」の販売は好調で、今年に入り、前年同時期と比べ、2倍以上に伸びている。

中国政府は、企業間の開発競争を促すためとして、新エネルギー車向けの補助金を来年末に打ち切る方針で、各社は新型のスポーツタイプや、購入しやすい価格の新車など、様々な電気自動車の開発に力を入れている。

中国でも販売台数が右肩上がりだった時代が終わり、今後、技術力が厳しく問われることになる。

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