「大雨特別警報」を最大級警戒のレベル5に
去年の西日本豪雨を受け、気象庁は「大雨特別警報」について、5段階の警戒レベルのうち、最も高いレベル5に位置づけることを決めた。
国は、住民が速やかに避難しないケースが相次いだ西日本豪雨を教訓に、防災情報を5段階の「警戒レベル」で整理し、わかりやすく伝えることを目指している。
気象庁は「大雨特別警報」について、災害がすでに発生していることを示すレベル5に位置づけ、命を守る行動を呼びかけることにしている。また、「土砂災害警戒情報」は避難を促すレベル4、「大雨警報」は避難の準備を呼びかけるレベル3とした。
気象庁は、「大雨特別警報が出る前のレベル4のうちに避難してほしい」としていて、全国の自治体には来週、ガイドラインが示される。