西日本豪雨から半年 広島の被災地で慰霊祭
年の瀬が迫る中広島県呉市の西日本豪雨の被災地で22日、犠牲者を追悼する慰霊祭が行われた。
呉市天応地区で行われた慰霊祭には、住民およそ250人が出席した。地区では、土石流などで12人が亡くなった。
天応大西自治会長・藤田繁逸さん「12人の皆さん、豪雨災害から幾年がたとうとも皆様のことを決して忘れることはありません」
慰霊祭は2つの自治会の主催で苦難に満ちた今年が終わるのを前に行われたもの。
住民「亡くなられた方を思うとね、ただ手を合わせるだけです」
天応地区で慰霊祭が行われたのは初めて。西日本豪雨から間もなく半年。今も爪痕が残る被災地は、間もなく最初の年の瀬を迎える。