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高速道路の点検・補修 最新技術の体験会

2019年5月24日 21:49
高速道路の点検・補修 最新技術の体験会

高速道路の老朽化が進む中、土木工学を専攻する学生が高速道路の点検や補修を行う最新技術などを実際に体験ができるイベントが開かれた。

イベントは東京・江東区の首都高湾岸線の高架下で、土木工学を専攻する大学生33人らが参加して行われた。

首都高速は、開通から40年以上経過した路線が全体のおよそ4割をしめるなど、老朽化が進んでいて、首都高速道路会社は点検や補修を行う作業車などを開発し、更新を順次進めている。

学生らは高所作業車に乗って、橋桁のコンクリートにひび割れなどがないかをハンマーでたたいて確認する検査を体験したり、人や作業車が入り込めない場所をドローンなどで点検する最新技術の説明を受けた。

参加した学生「普段できない体験や見ることができないことが多いので、とても貴重な経験になったと思います」

首都高速道路会社は、「土木技術を担う次の世代にインフラの維持管理にも興味を持ってもらいたい」としている。