日本が準優勝 無人海底探査の国際レース
無人探査ロボットによる海底探査の技術を競う国際レースで、日本の「チーム・クロシオ」が、準優勝となり喜びの会見を行った。
Team KUROSHIO 中谷武志共同代表「欧米チームの強豪がひしめく中において、この結果を得られて素直にうれしく思います。日本の海洋調査技術の高さを世界に示せたんじゃないかと思います」
この国際レースは、無人探査ロボットが音波などを用いて最大水深4000メートルの海底の地形を調査し、制限時間内にいかに精密な海底地図を作れるか競うもの。
海洋研究開発機構や東京大学などが参加する産学官合同の海底探査チーム「チーム・クロシオ」は決勝に進んだ5チームの中から準優勝に選ばれた。優勝はアメリカのチームだった。
準優勝の賞金は100万USドル、日本円にして1億800万円あまりで、チームでは今後の技術開発などに役立てたいなどとしている。