米調査チーム 沈没の米空母「ワスプ」発見
沈没した軍艦などを捜索しているアメリカの調査チームは13日、太平洋戦争中に沈没したアメリカ海軍の空母「ワスプ」を発見したと発表した。
空母「ワスプ」を発見したと発表したのは、マイクロソフトの共同創業者で去年10月に亡くなったポール・アレン氏が設立した財団の調査チーム。
調査チームによると今年1月、ソロモン諸島の南にある珊瑚海の水深4200メートルの海底で、太平洋戦争中に沈没したアメリカ海軍の空母「ワスプ」を発見したという。無人潜水艇で撮影された写真には搭載していた航空機の残骸やいかり、対空機銃などが記録されている。
空母「ワスプ」は、1942年に日本海軍の潜水艦「伊19」の魚雷攻撃を受けて沈没し、乗組員176人が亡くなったとされている。