新幹線で海産物を輸送し都内で販売へ
東北や北陸の新鮮な海産物を新幹線で輸送し、東京都内で販売する実証実験が始まった。
11日から始まったのは、上越新幹線や東北新幹線を使って、新潟県佐渡市でとれた甘エビや岩手県宮古市でとれたウニを東京駅まで運び、品川駅の構内にある店舗で販売する実証実験。
新幹線を使えば輸送時間が短縮され、朝、産地を出発した商品を夕方には店頭に並べることが可能なため、冷凍せずに生のまま販売できるという。
実証実験を行うJR東日本の子会社は、こうした取り組みで人手不足が深刻な物流業界への貢献や、産地の魅力発信にもつなげたいとしている。
実証実験は今後も5日にわたり、行われる。