【台風10号】東海・関東など引き続き大雨警戒
台風10号は東海道沖の海上をゆっくり東に進んでいます。東海や関東には湿った空気が流れ込んでいるため、引き続き大雨に警戒が必要です。
台風10号は、9月1日午前3時には、東海道沖の海上にあって、ゆっくり東に進んでいます。31日(土)の夜以降は、激しい雨の範囲が狭くなりましたが、引き続き大雨に警戒が必要です。
台風の東側では南からの湿った空気の流入が続いています。1日(日)も大気の状態が不安定です。特に、静岡県を中心とした東海地方と神奈川県を中心とした関東南部では、1日朝の時間帯に活発な雨雲がかかる可能性があり、局地的な激しい雨のおそれがあります。
1日4時段階で、静岡県・神奈川県の広い範囲と、東京地方・埼玉県の一部市町村に「土砂災害警戒情報」が発表されています。静岡県の伊豆半島や神奈川県の西部では、過去72時間の雨量が500ミリを超えているところがあり、地盤が緩んで土砂災害の起こりやすい状況が続いています。崖の下など危険な場所に近づかない方がよいでしょう。
【72時間降水量・1日4時00分まで】
天城山(静岡)792.0ミリ(9月1位)網代(静岡)619.0ミリ(観測史上1位)小田原(神奈川)518.0ミリ(観測史上1位)