G20 大阪府庁で“配偶者プログラム”
G20大阪サミットの配偶者プログラムは大阪府庁で開催され、各国首脳の配偶者らが環境をテーマにしたシンポジウムに参加している。
首脳の配偶者らは29日午前10時ごろから続々と到着し、議場で学生らと交流を深めている。シンポジウムの冒頭、安倍昭恵夫人は「海の環境を考えましょう」と述べた。
議場で行われているシンポジウムには、関西に住む小学生から大学生約30人が参加し、各国の配偶者らとディスカッションを行っている。テーマは「海は輝くいのちの源」で、昭恵夫人が普段から関心を寄せている海の大切さを考える内容となっているという。G20のテーマの1つもプラスチックごみによる海洋汚染で、配偶者プログラムでもG20のテーマを意識したものとみられる。
昼食会が行われる正庁の間は、窓から大阪城を一望できる歴史のある空間で、日本食を味わうことができるメニューが用意されているという。