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裁判員制度始まり10年 シンポジウム開催

2019年5月21日 21:51
裁判員制度始まり10年 シンポジウム開催

一般の市民が刑事裁判に参加する裁判員制度が始まって、21日で10年になる。最高裁などがシンポジウムを開き、裁判員制度の課題などについて話し合われた。

21日に開かれたシンポジウムには、裁判員を経験した人と、裁判官、検察官や弁護士など法曹関係者が参加し、制度の今後の課題などについて議論した。

シンポジウムに参加した裁判員の経験者は、裁判に参加したことについて「不安なものという先入観があるが、とらわれずにやってみることが大事。相手の立場に立つ難しさと重要さを改めて考え、自分自身の人生を見つめ直すいい機会」と話した。

一方で、裁判員を辞退する人が増えている現状について議論が及ぶと、裁判員経験者の女性は「経験した裁判員の声を広げることが大事」と話し、別の裁判員経験者で会社員の男性は、「裁判員に選ばれた時には、裁判所からも会社に連絡してほしい。そして、裁判が終わった後も会社に『役に立った』などと伝えてもらえれば」と提案した。