上半期 刑法犯認知件数 戦後最少ペースに
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今年上半期の刑法犯の認知件数が36万件あまりと戦後最少のペースとなっていることがわかった。
警察庁によると、今年上半期の刑法犯の認知件数は、およそ36万4000件で、戦後最少だった去年の同じ時期と比べて3万4000件ほど減少したという。
警察庁は「官民一体となった犯罪対策が効果を上げたのではないか」と分析している。
一方、少年の検挙者の数は9397人で全体の1割ほどだったが、振り込め詐欺だけに絞ると少年の割合が2割を超えていて、依然として少年が詐欺グループに加担している現状が浮き彫りとなった。