東京都内で鳥インフルエンザ確認 5年ぶり
東京都立多摩動物公園で飼育されているカモについて、東京都は、高病原性の鳥インフルエンザ感染を確認したと発表しました。都内では5年ぶりです。
東京都は、今月14日、多摩動物公園内の池で飼育されていたツクシガモ4羽が、簡易検査で鳥インフルエンザ陽性だったと発表していました。その後に行われた遺伝子検査の結果、17日、4羽とも高病原性の鳥インフルエンザへの感染が確定したということです。また、このほかに1羽が新たに簡易検査で陽性と確認されたということです。
都内での鳥インフルエンザは、2018年1月に野鳥で確認されて以来、5年ぶりです。
都の担当者は「野鳥から感染した可能性もあるが、感染経路の特定は難しい」としています。都は、多摩動物公園の臨時休園を続け、この池で飼育している全ての鳥の安楽死処置を行い、周辺を消毒するということです。