気象庁は２０日午前、長崎県の五島列島と対馬で、台風などの影響で「これまでに経験がないような大雨となっている」として、一時、大雨特別警報を発表した。特別警報は、午後４時過ぎにすべて解除された。
大雨特別警報は解除されたが、一部地域の避難指示は依然、継続している。

避難指示が出されているのは五島市、佐世保市宇久地域、西海市江島地区、平島地区の３万９０１０人が対象。また、避難勧告が対馬市、小値賀町、新上五島町の５万１９５３人に対して発令されている。

ともに５段階の「大雨警戒レベル」のうち「レベル４」の情報で、浸水が想定されるほか、土砂災害に警戒が必要なエリアに住む人は避難所や安全な場所への避難を。