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5年前より太ったビジネスパーソン5割

2019年7月22日 16:24
5年前より太ったビジネスパーソン5割

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「約5割のビジネスパーソン 5年前より太った」。ファイトネス代表の大山峻護氏に聞いた。

運動をサポートするアプリの運営会社が20代~50代の全国の働く男女500人に対して運動に関する調査を行った。調査によると、日々の運動の頻度を聞いたところ「運動しない」が38.2%だった。

また5年前から体形が変化しているか聞いたところ「太った」「どちらかというと太った」と回答した人を合計すると、47.6%に。その一方で5年前よりも「痩せた」「どちらかというと痩せた」と回答した人は合わせて18.2%に留まった。


調査では…

仕事の疲れで運動する気が起きない
どうしても食欲に勝てない
毎日継続的にするのが苦手なタイプだから

などの意見があった。


――大山さんにこのデータについてご意見をいただきます。フリップをお願いします。

「キッカケ」です。

大人になるとだんだん運動するきっかけがなくなってしまうんです。ですので、そのきっかけをつくってあげることが大切だと思います。


――まさに企業研修などで、「きっかけ」をつくるということですか。

そうですね、企業研修に行って、いつもなら息が上がらない運動だったはずなのになどの気づきですよね。今の状態に気づくという、きっかけは何でもいいんです。


――「きっかけ」があるとその先はどうなりますか。

そういう気づきがあると人は変化したいと思うんです。そこからいい方向にいけば運動してみようと…それがベストなんですけど。


――研修で「きっかけ」を与えて、このあとこうやって継続して下さいというアドバイスはするのですか。

はい、簡単な運動は教えます。


――オススメの運動はありますか。

スクワットですね。老化現象というのは、下半身から来るんです。足の筋肉、お尻の筋肉というのは人間のパーツのなかで、一番大きな筋肉なんです。ですので、ここをしっかり刺激してあげる、すると代謝が上がり成長ホルモンが出るのでいいことしかないです。


――朝、晩とか良いタイミングはあるのですか。

できれば、朝がいいですね。朝すると、1日の基礎代謝が上がっていきます。朝スクワットをすると人生が変わります。


――それでも、毎日継続していくのが難しいという人に気合の入る一言はありますか。

回数を決めないで、きかせるということを意識するといいかもしれませんね。最初は3回でいいです。3回ゆっくりスクワットしてみる。そうすると、だんだん物足りなくなってきます。5回やってみたいな、6回やってみたいな、よし10回やってみようとなるんです。

しかし多くの人はたくさんのことをやろうとするんですよね。スポーツジムに行ったり、毎日走ってやろうとか、そうすると大体挫折します。

欲張らないで最初は小さなきっかけでいいんです。最初はスモールステップをつくってそこから無理なく続ける。この無理なくというのがすごく大切なんです。そうすると筋肉が欲しがってきますから筋肉が「やって」と言い出します。


■大山峻護氏プロフィル
大山氏が提供している「ファイトネス」は格闘技とフィットネスを融合した新しいタイプのトレーニングプログラム。格闘技の楽しさを体感しながら、健康な体づくりやくじけないメンタリティーを育てるトレーニングだ。大山氏は5歳から柔道を始め、26歳の時に総合格闘家としてアメリカでプロデビュー。PRIDEやK-1などで活躍後、40歳で現役を引退。その後、ストレスを抱えながら働く社会人のために「ファイトネス」を立ち上げた。


【the SOCIAL opinionsより】

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