岩手・大槌町でクマが出没しました。クマは造船所の敷地内に侵入し、町は捕獲用のワナを設置しました。

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岩手県の海沿いの町、大槌町で撮影された映像には、道路を横切る1頭のクマが映っていました。

2日午前5時半ごろ、住民から「クマを目撃した」と通報がありました。その後、クマは近くの海に落ちたとみられ、午前9時すぎに撮影された映像には、陸によじ登ろうとする姿が映っていました。

目撃者
「海の中に落ちて、もがいていたのを見てたら、来たんだよ。そしたら俺が来たときには、（クマが）この辺にいて」

目撃者
「山の近くの民家の近くまで来ているというのは見ていますけど、こっち（海）まで下がってきたのは初めて見ました」

クマは体長1メートルあまりの成獣1頭で、けが人は出ていません。午前11時ごろに近くにある造船所の敷地に侵入し、居座っています。

防災無線
「クマが出没しております。周辺住民の方は十分ご注意ください」

町は午後5時ごろに捕獲用のワナを仕掛け、警戒にあたっています。