長崎で大雨 一時氾濫危険水位超える川も
長崎県では断続的に大雨が降っていて、佐世保市の江迎川は一時、氾濫危険水位を超えた。
長崎県内は大気の状態が非常に不安定になっていて、佐世保市、平戸市、佐々町でおよそ110ミリ、対馬市で120ミリ以上の猛烈な雨を観測し、記録的短時間大雨情報が発表された。
気象台は、対馬市で「50年に1度の記録的な大雨になっているところがある」としている。
この大雨で佐世保市の江迎川では午前11時20分頃、氾濫危険水位の3メートルを超えた。佐世保市は江迎地区の5176人を対象に避難指示を出している。
長崎北部では28日にかけて1時間に80ミリの猛烈な雨を予想。気象台は土砂災害、河川の増水、氾濫に厳重な警戒を呼びかけている。