各所で川が氾濫危険水位 南さつま市で決壊
鹿児島県内では各所で川が氾濫危険水位に達していて、すでに決壊したところもある。避難指示が全域に発表されている鹿児島市から中継。
3日から4日にかけ予想される雨量は、平年の7月、1か月分以上とも言われている。南さつま市では川が決壊した。
決壊したのは南さつま市を流れる大王川。茶色く濁った水がガードレールをなぎ倒してあふれている。役場の職員によると、幅20メートルにわたって決壊しているが今の所、住宅などへの被害はないという。また、同じ市内を流れる万之瀬川も氾濫危険水位に達している。
このように県内各地で氾濫危険水位に達している所が増えてきた。雨の降り方次第では、あっという間に川の水があふれ出す。河川のそばに住んでいる方は気を付けながら避難を進めて欲しいと思う。
現在、県内では鹿児島市や霧島市、姶良市など7つの自治体が全域に避難指示を発表している。5段階の大雨警戒レベルのうち2番目に高いレベル4の情報。土砂災害や河川の氾濫など危険が迫っている。避難を始めてください。