陸自ヘリ“消息不明” 専門家は未使用の「救命ボート」に注目…「使うことができないくらい…」
6日に陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄・宮古島周辺で消息を絶ち、7日夜も自衛隊による捜索活動が続けられています。ヘリコプターに乗っていたのは、九州南部の防衛警備や災害派遣任務を担当する第8師団のトップ・坂本雄一師団長を含む10人です。
捜索ではこれまで、“12点の機体の一部”が見つかっています。元・統合幕僚長の河野克俊氏に話を聞くと、未使用のまま見つかった救命ボートに注目していました。
元統合幕僚長・河野克俊氏
「(もし)海上に不時着したのであれば、これを出してクルーは乗り移る。そういう(救命ボートを使う)ことができないくらい突発的な事案だったのでは」
さらに河野氏は、この事故によって「安全保障上、空白が出ている」と指摘しています。
※詳しくは動画をご覧ください。(4月7日放送『news zero』より)