モデルナ4回目「9月から12月に」 “オミクロン特化”ワクチン開発も
モデルナの日本支社の社長は、新型コロナウイルスのワクチンの4回目の接種にむけて、オミクロン株に特化した成分を加えた新たなワクチンの承認を、日本でも目指す方針を明らかにしました。
モデルナの日本支社「モデルナ・ジャパン」の鈴木蘭美社長は11日に会見し、新型コロナのワクチンについて、「今年の9月から12月に4回目の接種が必要になる。オミクロン株以降の変異株があらわれる可能性に備える必要がある」との考えを示しました。
また、これまでのワクチンの成分とオミクロン株に特化した成分を混ぜたワクチンを開発していることを明らかにし、日本での特例承認を目指すということです。
さらに、新型コロナウイルス、インフルエンザ、RSウイルスの3つに対応し、1年に1回ですむタイプの3種混合ワクチンを早ければ来年の秋にも開発することを目指すと明らかにしました。