電動キックスケーター 半年の検挙件数7000件超…通行区分違反、信号無視も
去年7月に新たなルールが始まった電動キックスケーターについて、一定の条件を満たした「特定小型原動機付自転車」の去年7月から12月の検挙件数は7130件となりました。
電動キックスケーターは、去年7月から最高速度や大きさなどの基準を満たせば「特定小型原動機付自転車」として運転免許がなくても16歳以上の人が利用できるようになりました。
警察庁によりますと、新ルールが始まった去年7月から12月までの特定小型原動機付自転車の検挙件数は7130件でした。7月中の検挙件数は405件でしたが、12月は1879件と年末にかけて検挙は増えていて、警察庁の担当者は、電動キックスケーターの普及が進んでいることが違反者の増加の一因とみています。
検挙された中で最も多いのはモードを切り替えずに歩道を走るなどの通行区分違反で3440件、その次に信号無視が多く、2685件でした。
警察庁は、交通ルールを守るよう呼びかけています。