台風10号による湿った空気の影響で東海や関東では、記録的な大雨となっている所があります。引き続き、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

台風10号は、東海道沖の海上にあって、ほとんど停滞しています。台風は、今後、紀伊半島に接近し、1日夜までには熱帯低気圧に変わる見込みです。

東海や関東では、1日朝までの72時間の雨量が静岡県の天城山でおよそ800ミリ、神奈川県の小田原でも500ミリを超えるなど記録的な大雨となっています。台風の動きが遅く、湿った空気の流れ込みが続くため、2日朝までに予想される雨の量は、東海で200ミリなどとなっていて、東海や関東を中心に、今後、さらに雨量が増える見込みです。

これまでの大雨により、地盤が緩んでいる所も多く、引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や川の氾濫などに警戒を続けてください。