陸前高田市“津波復興祈念公園”オープン
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市に、整備が進められている「高田松原津波復興祈念公園」の主な施設が22日、オープンした。
オープンしたのは、国と県、陸前高田市が整備を進めている「高田松原津波復興祈念公園」内にある追悼・祈念施設の一部や8年半ぶりに再建された「道の駅・高田松原」など。
このうち、東日本大震災の被害や教訓などを伝える「津波伝承館」では、津波の恐ろしさを生々しく伝える被災した消防車など約150点の資料が展示されている。
復興祈念公園は、再来年3月末までに整備が終わる予定で、震災の教訓を後世に伝えるほか、新たな、まちのにぎわいの拠点としても期待が寄せられる。