温帯低気圧で強風予想 鋸南町で屋根の補強
台風17号は、温帯低気圧に変わったが、日本海側を中心に、引き続き、暴風や高波などに警戒が必要。この温帯低気圧で強風が予想されている千葉県内では、台風15号で大きな被害を受けた壊れた屋根などの補強作業が行われている。
千葉県の鋸南町では依然としてブルーシートが張られた家屋が目立つが、実際に屋根にのぼって作業できる人は不足している。23日は、ふだん建築などに携わっていて屋根で作業できる技術を持った災害ボランティアが県外から駆けつけ、ブルーシートなどを補強する作業を行っている。
鋸南町の住民「とてもありがたいです。私たちではできないので。(きょうの強風が)心配ですね。もっとひどくなったら大変だなと」
千葉県内では、夜遅くにかけて、ブルーシートが飛ばされるほどの非常に強い風が吹くとみられ、気象庁は、復旧作業の際に天候に十分注意するよう呼びかけている。