最高裁判所の判事に岡村和美氏が就任
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新たに最高裁判所の判事に就任した岡村和美氏(61)が会見を開き、抱負を語った。
岡村氏は外資系金融機関で勤務した後、検事に転身し、法務省で人権擁護局長などを歴任し、ことし7月までは消費者庁の長官を務めていた。
幅広い分野での経験を持つ岡村氏は2日の会見で、「すべての仕事はつながっていて、これまでの経験のすべてを生かしたい」と述べ、「未来への責任の一端を担う重要な職務で、身の引き締まる思い。緊張感を持って誠実に取り組み、公正な裁判のために力を尽くしていきたい」と抱負を語った。