宮古島沖“陸自ヘリ”引き揚げ 悪天候で今日の作業は中止
沖縄県宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、機体の引き揚げに向けた作業が始まりましたが、悪天候のため、30日は中止となりました。
防衛省から委託された民間のサルベージ船「新世丸」などは、30日午前7時すぎ、機体の引き揚げに向けた作業を行う予定で現場海域に到着しました。しかし、現場海域では、時折白波が立つなど悪天候だったため、この日の作業は中止となり、正午すぎには船が港へと引き返す様子が確認されました。
このあとも夜に向けて次第に波が高くなるとみられ、サルベージ船による本格的な引き揚げ作業は、あす5月1日以降、海の状況を考慮した上で再開する見通しです。