“統一教会”取得の土地で建物解体に着手 教団側は“400人宿泊”可能な研修施設建設へ
いわゆる“統一教会”が東京・多摩市に土地を取得し住民から不安の声が上がっている問題で、3日、教団側による建物の解体工事が始まりました。
世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”は、去年4月、多摩市内でおよそ6300平方メートルに及ぶ土地を取得しています。この土地には、前の所有者の建物が残っていて、3日から教団側による解体工事が始まりました。
多摩市によると、教団は建物を解体した後、400人ほどが宿泊できる研修施設を建てる方針だということですが、周辺には大学が隣接していて、市民団体が横断幕を掲げ工事に反対しました。
多摩市は先月、宗教法人法に基づく解散命令が行われないことが確定するまでは、工事を行わないよう教団側に申し入れていました。