台風１５号の影響で千葉県市原市のゴルフ練習場の鉄柱が倒れ、住宅に被害が出ていた問題で、２４日、ゴルフ練習場側が会見し、練習場を解体して土地を売却し補償にあてることを明らかにした。

ことし９月、台風１５号による強風で市原市のゴルフ練習場の鉄柱が倒れ、周辺の住宅に被害が出た。練習場側は２４日、会見を行い、ゴルフ練習場を更地にして売却し、被害にあった住民の補償にあてることを明らかにした。ゴルフ場のオーナーは、「それが一番責任をとる方法だと思う」と述べた。

練習場側は、売却される土地の測量や価格の算定はこれから行い、来月８日の住民側との話し合いまでに明らかにするという。そして、今後、住民側と被害額などを確認し、補償額や補償の範囲などを交渉する予定。