所有会社が私道“封鎖”住民側が仮処分申請
長崎市青山町の私道の通行を妨害しないよう求め、地元住民が長崎地裁に仮処分を申請した。
長崎市青山町の住宅団地内にある私道は、地元住民が生活道路として使用していたが、2日から、所有する福岡の不動産管理会社が一部を封鎖している。
住民は弁護士と対応を協議し、3日付で通行を妨害しないことと妨害物の撤去を求めて長崎地裁に仮処分を申請したという。
岡田雄一郎弁護士「正当性について、やり方に関しては悪質ではないか」
不動産管理会社は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。
これまでに不動産管理会社は長崎市に私道の寄付を申し出たが、整備が必要になることもあり断念。住民に買い取りや通行料を求めていた。