ゲーム依存 4人に1人が“やめられず”
スマートフォンなどのゲーム依存に関する調査で、やめなければいけない時にやめられなかったと答えた人の割合が、およそ4人に1人だったことが分かった。
この調査は、国立病院機構・久里浜医療センターが実施し、10歳から29歳の男女5000人あまりから回答を得た。
過去1年間にスマートフォンなどでゲームをした人は85パーセントで、このうち「やめなければいけない時に、しばしば、やめられなかった」割合は23.3パーセントだった。
また、「学業に悪影響が出たり、仕事を危うくしたりしても、ゲームを続けた」と回答した割合は5.7パーセントだった。
こうした大規模な調査は初めてで、久里浜医療センターの樋口進院長は、ゲーム時間が長いほど、生活に支障が出る結果が出たと分析している。