組織的なドーピング問題で、東京オリンピックへの国としての参加が厳しくなったロシアについて、日本の大会関係者から懸念する声が相次いだ。

２７日夜、ＢＳ日テレの「深層ＮＥＷＳ」に出演した大会組織委員会の森会長は次のように話した。

森会長「大変残念なことですよね。前々からいろいろロシアについては（ドーピングの）問題があって、今度はきちんとしていただけるというふうに我々も信頼していたんです」

また、日本記者クラブで会見したＪＯＣ（＝日本オリンピック委員会）の山下会長は、「組織的に行われていたとすれば大きな問題で、きわめて残念だ」とした上で、次のように話した。

山下会長「（ロシアの）国としての参加がたとえ認められなかったとしても、全く（ドーピングに）関わりのなかった選手たち、潔白を証明される選手たちに関しては、（出場の）道は閉ざしてほしくない」