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露ドーピング問題“数千のデータ改ざん”

2019年11月6日 22:30

ロシアスポーツ界のドーピング問題で、ロシアの反ドーピング機構のトップは、ロシアが提出した選手の検査データに数千の改ざんがあったことを認めた。ロシアが来年の東京オリンピックに国として参加できなくなる可能性がある。

ロシアメディアによると、ロシア反ドーピング機構のユーリー・ガヌス事務局長は、ロシアが今年1月、WADA(=世界反ドーピング機構)に提出した選手のデータについて、提出直前にロシア側で改ざんが行われ、その規模は数千に上ると述べた。

WADAは来月にもロシアへの処分を決める方針で、それを受け、IOC(=国際オリンピック委員会)は、ロシアが国として東京オリンピックへ参加できるかを判断する。

ロシアを巡っては、これまで、WADAが国家ぐるみのドーピングを認定し、リオオリンピックから多くのロシア人選手が除外され、平昌オリンピックはロシア選手団の参加が認められず、選手個人の資格での参加にとどまった。