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“300億円削減見通し”IOC会長が評価

2020年10月8日 16:02

東京オリンピック・パラリンピックについて、約300億円の削減見通しなどを示した大会組織委員会の報告について、IOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長は7日、「とても勇気づけられる」などと高く評価しました。

来年夏に延期された東京大会について、大会組織委員会は7日、仮設の観客席や照明の削減などにより、約300億円の経費削減になるとIOCに報告しました。

IOCのバッハ会長は理事会後の会見で、新型コロナウイルス対策も順調に進んでいるとした上で、「とても勇気づけられる報告を受けた。ポストコロナの世界に対応するものだ」などと高く評価しました。

一方で、バッハ会長は、日本国内で観客を入れたスポーツイベントが再開されている例を挙げ、東京大会についても「世界から観客が来ることを前提に考えている」と述べ、無観客での開催に否定的な考えを改めて強調しました。

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