五輪組織委会長とIOC会長が電話会談
安倍首相の辞意表明を受け、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長とIOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長が電話会談し、引き続き連携していくことを確認しました。
大会組織委員会によると、会談は安倍首相の辞意表明に懸念を示したバッハ会長の求めに応じて行われました。
森会長が、安倍首相が会見で「しっかりと準備を進め、開催国としての責任を果たしていかなければならない」などと述べたことを伝えると、バッハ会長は「安心した」と語り、引き続き東京大会に向けて連携していくことを確認したということです。
森会長は、安倍首相に対し、大会招致や1年延期の決断などこれまでの尽力に感謝の意を示した上で、「総理を退かれても引き続きご支援をお願いするとともに、回復を祈念申し上げます」とコメントを発表しました。