持病再発で…安倍首相が辞意表明
安倍首相は、28日夕方の会見で持病の潰瘍性大腸炎が再発したことを明らかにし辞任する意向を表明しました。
安倍首相「先月中ごろから体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況となりました。そして、8月上旬には潰瘍性大腸炎の再発が確認されました。国民の皆様の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断いたしました。総理大臣の職を辞することといたします」
(Q.コロナ禍にあって政権投げ出しという批判もあるかと思いますが)
安倍首相「これから9月に人事がありですね、国会を開会をしていくという中において、政治的空白を生み出さないようにする上においてはですね、このタイミングで辞任するしかないという判断をいたしました。ご批判はですね、これはまさに任期途中でございますから、甘んじて受けなければならないとこう思っておりますが、秋から冬にかけて、また、インフルエンザの流行に備えて対策を取りまとめることができましたし、そしてまた、拡大傾向から減少傾向に転じたということもあり、このタイミングで判断をさせていただきました」
また、次の総裁選びについては「党にお任せしており、私が申し上げることではない」と述べるにとどめました。