過激派・革マル派アジトに家宅捜索 新型コロナ給付金など不正受給の疑い 警視庁公安部
過激派・革マル派のメンバーらが新型コロナの給付金などを不正に受給した疑いがあるとして、警視庁公安部がアジトとなっているマンションを家宅捜索しました。
12日、警視庁公安部が家宅捜索に入ったのは、過激派・革マル派のアジトとなっている東京・新宿区のマンションです。このマンションに住む革マル派メンバーの複数の男女は、2022年からおよそ2年間にわたり、新型コロナの給付金などを複数の自治体から不正に受給しだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
捜査関係者によりますとメンバーらは、実際には親の扶養に入っていて受給資格がないにもかかわらず、住民税が非課税の世帯だと偽って、給付金の申請書類を提出していたということです。
警視庁公安部は、不正に得た金が革マル派の活動資金として使われた可能性もあるとみて、押収した資料を分析し活動の実態などを調べる方針です。