野生生物の違法取引防止を ワークショップ
環境破壊につながる野生生物の違法な取引を防止するため、成田空港で、空港関係者を集めたワークショップが開かれた。
このワークショップは、ANAホールディングスと成田空港会社が開いたもので、航空会社のスタッフや、税関の職員ら50人あまりが参加した。
ワークショップでは、絶滅が危惧されるなどの理由で国際的な取引が禁止されている野生生物などが、日本に持ち込まれる際の手口や、犯罪に関わっている人物によく見られる不自然な行動が解説された。
野生生物の違法な取引は、環境破壊だけでなく、動物が媒介する病気の感染リスクを高めることにもつながるということで、参加者は、サンプル品を手に取るなど熱心に学んでいた。