秋元司議員を聴取 中国企業“外為法違反”
カジノを含むIR(=統合型リゾート)施設への参入を目指していた中国企業の日本法人元役員が、海外から無届けで現金を持ち込んだとされる外為法違反事件に関連して、東京地検特捜部が自民党の秋元司衆議院議員を任意で事情聴取したことがわかった。
この事件をめぐっては、特捜部が既に秋元議員の元秘書2人の自宅を家宅捜索していたが、18日までに秋元議員本人からも任意で事情を聞いたことが関係者への取材でわかった。
秋元議員は先月、日本テレビの取材に対し不正行為への関与を否定していた。
Q.内閣府副大臣をしていたが、それに関して口利きしたことは?
秋元議員「全くありません。内閣府も明確に答弁していますから」
Q.不正なことはしていないと断言
秋元議員「いや、ないです」
特捜部は、中国企業がIR参入を目指し去年1月に訪問した北海道留寿都村の幹部からも事情を聞いていて、詳しいカネの流れを調べているとみられる。