養殖魚を襲う「クマ」がカメラに…1か月に3回も出没 約200匹の魚が被害 山梨
山梨県・南部町の養魚場にクマが現れ、その姿がカメラに収められていました。カメラに興味を持ったのでしょうか? 目を光らせながらカメラの方に近づいてくると、画面に顔を寄せていました。
22日、クマが撮影されたのは、山梨県・南部町の川魚・ヤマメを養殖する施設です。13日にも、クマは姿を現すと、そのまま、いけすに侵入。うろうろと水の中を歩き回っていました。また、20日には、池の仕切りを器用に渡り、鳥を襲う様子もとらえられていました。
クマは、1か月間で3回、同じ養魚場に現れたのです。
この養魚場によると、撮影されたクマは数頭いるとみられ、体長は大きいもので推定1.2メートルほどあるといいます。これまでに、200匹ほどの養魚場の魚が食べられたということです。
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山梨県ではクマの目撃情報が相次いでいて、4月からすでに100件にのぼり、去年の同じ時期を10件上回っています。