台風19号被災地で「復興への決意」長野市
31日、台風19号の被災地では2020年を復興の年にしようと、決意を新たにしていた。
長野市穂保の決壊した堤防の近くでは、被災した親子がリンゴの栽培をやめ、春からは野菜を作ろうと畑の掘り起こしをしていた。
被災した人は「台風19号で大変な災難に遭って、自宅も全壊してしまったんですが、家族みんなで2020年復興の年ってことで頑張っていきたいと思っています」
長野県内では、8292棟の住宅で被害があり、632世帯が、仮設住宅などで生活している。被災した長野市の妙笑寺では、元日午後1時まで、炊き出しの提供や、鐘を鳴らすなどして、復興に向けた新年を迎えることにしている。