北海道選出2議員が現金受領否定 IR汚職
衆院議員の秋元司容疑者が逮捕されたIR事業をめぐる汚職事件で、中国企業側が100万円を提供していたとみられる5人の議員側のうち、北海道選出の2人が受け取りを否定した。
資金提供を受けたとされる自民党の中村裕之議員は4日午前、北海道余市町で取材に応じた。
中村裕之衆院議員「現金、資金提供を受けた事実はまったくございません。仮に寄付されたものの中に、中国企業の原資が入っていれば、返還する」
一方で、東京地検特捜部から任意聴取を受けたことや、中国企業側と会ったことは認めた。
同じく資金提供を受けたとされる自民党の船橋利実議員も4日午後、コメントを発表した。「中国企業側からの政治資金提供はありません」「IR事業に関して、何らかの依頼を受けたり便宜を図った事実は一切ありません」と中国企業側からの現金の受け取りを否定した。その上で、捜査当局の要請があれば、積極的に協力するとしている。