船橋議員「中国企業からの資金提供でない」
IRカジノを含む統合型リゾートをめぐる汚職事件で自民党の船橋利実衆議院議員が初めて公の場に姿を見せ、「中国企業からの資金提供ではない」と主張した。一方で100万円の寄付を受けたものの収支報告書に記載していなかったことを認めた。
船橋利実衆議院議員「私は中国企業から一切お金を提供を受け取っていません。そのことに関しては、検察に対する任意の事情聴取でも、しっかり説明をして理解をいただいていると思う」
船橋議員は元顧問らが逮捕された中国企業側から2018年、100万円を提供されたとみられている。しかし、資金提供を受けたのは札幌の観光会社幹部からで、その場に同席者がいたものの中国企業からの資金提供ではない、との認識を示した。
船橋利実衆議院議員「同席した人は、初対面であいさつもかわさなかったので、どんな立場の人だったのか一切承知していない」
船橋議員は、7日になってこの観光会社からの寄付金100万円を誤って記載したとして収支報告書を訂正した。
船橋利実衆議院議員「選挙の近い多忙な時期だったので、私の指示が不十分な可能性があった。記載ミスを起こしたことは総責任者としての私の責任」
説明が遅れたことについて船橋議員は体調を崩していたため、と話している。